売れるブランディング

ハンドメイド作家の「なんでも作れます」がダメな2つの理由

こんにちは。
初心者さんのためのアクセサリー教室
calpiaの前田ユリです。

 

あなたはハンドメイドで何を作っていますか?

 

ハンドメイド初心者さんにありがちなのが

「なんでも作れます!」

というお返事。

 

でも、これは、あなたがもし、
作家を仕事にしたいのであれば、
やめないといけないことです。

なぜなら、良かれと思っているそれが
売れない原因になってしまうからです。

今回は、その理由について
お伝えしようと思います。

理由①
買うときに不安になる

お客様は、あなたが何でも屋さんに見えてしまうと、
本当にそれをプロとして作っているのかが
分からなくなります。

企業ではない、個人が作るもの。

個人のハンドメイド作家が
そんなにあれもこれも、完璧に作れるの?

どれも中途半端なものなんじゃないかな?

そんな風に思われたくないですよね。

いろんな雑貨やアクセサリーを、
自分の世界観満載で作っている
作家さんは別格だと思います。

自分の色の世界観。
高い技術を要する技法。

そのような作家さんは、
その色、技法がブランドの顏なので、
いろいろなものを作ってもOKなのです。

でも、あれもこれも作れるから作ってみた。

そんな風に作って販売している方は
一度、自分がどんな風に見られているのかな?と
立ち止まって考えてみてください。

どの作品にも素人感があるのであれば、
お客様は買うときに不安になることは
間違い無いでしょう。

どうしても、アクセサリーも布小物、
他にも色々なものを
作りたいというのであれば、
ショップを分けたりするのがいいと
思いますよ。

理由②
自分のブランドの強みが分からなくなる

あれもこれも作って販売していると、
自分のブランドの強みは何なのかがお客様に
伝わりにくくなります。

また、自分でも、強みを把握できなく
なってしまいます・・・。

自分のブランドが
お客様に伝えたいことは何なのか?

それを考えて、統一感を持たせることが
ブランド作りをする上で、
とても大事になってきます。

統一感とは・・・
魅せ方、作品自体の強み、
また、発信の内容などなど。

自分で強みが分からないと、
全てがブレてくるのです。

全てに統一感・一貫性があるからこそ、
このブランドはこういうものを売っている。
こういうテイストの作家さんなのだなということが
お客様に伝わるのです。

そのため、
「何でも作れます。何でも作れます。」
ということは、
一見強みのようにも感じるかもしれませんが、
お客様に何も伝わらなくなってしまうのです。

まとめ

ハンドメイド作家の
「なんでも作れます」がダメな理由を
2つお伝えしましたが、
どちらもお客様目線で考えることができていれば、
自然とできるようになると思います。

最初は難しいかと思いますが、
ブランドの核になる部分を
自分の中に落とし込めたら
できるようになると思います^^